ふれあい科学館スペースパーク~郡山で広がる宇宙

新しい発見と驚きの空間「スペースパーク」

郡山駅からすぐのビックアイ20~24階にある「郡山市ふれあい科学館スペースパーク」、開館から10周年を迎え、様々な体験・実験を通して科学の知識を楽しく学ぶことができる施設です。

次々と新しい発見と驚きがある宇宙について、少しでも多くの子ども達に興味を持ってもらいたいと思い、取材に行くことになりました。

展望台

子どもから大人まで楽しめる!!郡山の歴史と体験ゾーン

22階が入り口で、展望ロビーにある鉄道ジオラマは子どもから大人まで無料で楽しめるフロアになっています。

毎日開催(休館日・年末年始を除く)される鉄道ジオラマショーは鉄道とともに発展してきた郡山の歴史を、時代を超えたストーリーとして紹介しておりジオラマ内のSL車両を運転台から操作できるSL運転シミュレーター(有料:1回5分半/200円)は、車両のカメラからの映像を見ながら運転できるので機関士の気分を味わえます。

展望台

地上96mにある展望ロビーからは郡山市を一望することができ、夜には夜景を楽しむことができます。

有料にはなりますが21階では日々研究されている天文学の世界を光の演出や映像で紹介している展示ゾーン、月の重力を体験できる「ムーンジャンプ」、宇宙飛行士の訓練にも使われた無重力の訓練装置「トリプルスピン」では無重力状態上下の感覚がなくなる状態も体験することができます。

その他にも、宇宙飛行士がスペースシャトルの船外活動で着用する宇宙服のレプリカの展示、日本が開発を担当する国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」の一部が展示されていて、科学を楽しめる実験ショー、科学工作の体験などたくさんのイベントがあり、子どもから大人まで時間を忘れて楽しめると思います。

20階は研修ゾーンになっていて、パソコンや研修室を完備。パソコンや科学工作を体験できるイベントや年間を通して行われているクラブ活動も開催されています。

迫力いっぱいの宇宙劇場

23~24階は宇宙劇場になってます。

23階にあるプラネタリウムは世界で一番地上から高いところ(104.25m)にあるプラネタリウムとしてギネスに認定されています。

直径23mの傾斜型ドームに234席を配置し、宇宙空間を再現した最新のプラネタリウム投影機のほか、全天周映像装置でドームスクリーン全体に視界いっぱいの迫力のある映像を映し出します。

子どもが必ず夢中になる!!楽しく学べる企画展

「郡山市ふれあい科学館スペースパーク」では宇宙に関わるたくさんのことを学ぶことができ、新しい発見・驚き、そして感動を味わうことができます。

期間限定ではありますが、「ドラえもん」などのアニメキャラクターのイベントも開催されているので、イベントの開催期間に合わせて足を運ぶのもいいかもしれません。期待を裏切らない楽しい出会いが「郡山市ふれあい科学館スペースパーク」にはあります。

きぼう内部

一度は着てみたい!!宇宙服について

宇宙飛行士が船外(宇宙)に出て活動するときに着る服を「宇宙服」と呼びます。

宇宙服

宇宙服は、宇宙の厳しい環境から身を守るための「小型宇宙船」の役割を果たしていて、宇宙空間に飛んでいるチリ、放射線の一種である宇宙線、真空である宇宙環境などから身を守るため、生地は14層になっていて、内部には冷却水チューブが装備され、熱がこもってしまう宇宙服の中で体を冷やしてくれる機能があり、ヘルメットには金でコーティングされた日よけは強烈な太陽光を反射させ、目を守る役割があります。

総重量は120kgにもなりますが、宇宙空間は微小重力であるために、これだけ重い宇宙服を着ても動くことができるようです。

2009年現在、宇宙服を開発している国はアメリカ、ロシア、中国。欧州宇宙機関、カナダでは研究が進められています。

日本も宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発検討を始めています、スペースシャトル用にアメリカが開発した船外活動用宇宙服の金額は、宇宙服が約1億円、生命維持装置が約9億5千万円で、合わせて約10億5千万円にもなるそうです。

船外活動用宇宙服はパーツごとにいくつものサイズが用意され、宇宙飛行士の体格に合わせてパーツを交換しますが、手袋は宇宙飛行士ごとに用意され、ひとつ約200万円です。

謎がいっぱい!!宇宙での生活

宇宙での生活は無重力での生活になるので、必要な物は地上から運び、なるべく再使用するようにします。

食事は水や熱を加えれば食べられる宇宙食で、宇宙空間に出るときは気圧や温度から身を守り、酸素や水を補給するための宇宙服が欠かせません、無重力では水が流れないため、トイレでは水を使えないので排出物が飛び散らないようにさまざまな仕掛けがあります。

宇宙トイレ

排出物が大便の場合は空気で吸収して、そのあと真空にして乾燥させて、小便の場合は便器前方にある掃除機のホースのような管に吸引されます。

液体は遠心力によって空気と分離され、空気は臭気・バクテリアフィルターを通ったあと室内に戻されます。

将来活躍が期待されている「惑星探査車(ローバ)」

惑星探査車

地球以外の惑星の表面で自動走行しながら地表の様子や成分を調べることのできる惑星探査車(ローバ)を1997年にアメリカが火星に送りました。

日本も月面や惑星表面の探査車を研究しており、1998年に火星探査機を打ち上げ、さらに現在月探査機の打ち上げも計画中のようで、将来的にはこれらの惑星探査機の活躍が期待されています。

「郡山市ふれあい科学館スペースパーク」では月面の探査機を地球から遠隔操作する疑似体験ができ、探査車に取り付けられたカメラの映像を画面で見ながらレバーを操作すると、3秒後に画面で探査車の動き出す様子が見られます。

不思議な球体「プラズマボール」

透明なボールの中で光のすじが動き回るプラズマボールに手で触れると、光のすじが手の方に集まってきます。

プラズマボール

光のすじの正体は電気で中央部分に高い電圧をかけると、ボール内の気体は陽イオンと電子に分かれた状態(プラズマ)となり、電気を通しやすくなり、電気が流れるときは、電子が気体分子に当たると光を出すそうです。

地上では身近でないプラズマですが、宇宙では恒星の大気や星が生まれている星雲などプラズマ状態になっているところはたくさんあり、オーロラ、雷、太陽にもプラズマが関係しています。

「郡山市ふれあい科学館スペースパーク」

利用料金 展示ゾーン 宇宙劇場
一般 400円 400円
高校生・大学生等 300円 300円
小中学生 200円 200円
幼児・65歳以上 無料 100円
■開館時間

・展示ゾーン/10:00~17:45(入場は17:00まで)
・展望ロビー/10:00~20:00
・宇宙劇場平日/10:00~16:15(入場は15:30まで)
金曜日/10:00~19:45(入場は19:00まで)
土日・祝/10:00~17:45(入場は17:00まで)

■休館日(展示ゾーン・宇宙劇場)

・毎週月曜日(祝日の場合は、翌日)

■お問い合わせ先

〒963-8002
福島県郡山市駅前二丁目11番1号(ビッグアイ20~24階)
Tel.024-936-0201
Fax.024-936-0089
http://www.space-park.jp